今回は、日本のサッカーの聖地「国立競技場(MUFGスタジアム)」についてご紹介します。
Jリーグの試合や日本代表戦など、数々の名勝負が刻まれてきたこのスタジアム。実際に足を運んでみると、画面越しでは伝わらない圧倒的なスケールと、鳥肌が立つような一体感にきっと感動するはずです!
でも、初めて行くスタジアムには不安がつきものですよね?
「広すぎて迷ったりしないかな?」
「一番便利なアクセス方法は?」
「アウェイチームの応援だけど、注意点はあるのかな?」
この記事では、そんな「初めての国立観戦」を控えた方や、「アウェイサポーター」が当日安心して楽しめるように、国立競技場の魅力と知っておきたいお役立ち情報をわかりやすく解説していきます!
スタジアムの基本情報

観戦計画の前に、まずはスタジアムの基本情報を確認しておきましょう。
▼ スタジアムの基本情報
| 正式名称 | 国立競技場 |
| ネーミングライツ | MUFGスタジアム |
| 所在地 | 東京都新宿区霞ヶ丘町10-1 |
| 収容人数 | 約6万8000人 |
| アクセス | JR「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」 都営大江戸線「国立競技場駅」 東京メトロ銀座線「外苑前駅」他 |
日本サッカーの歴史が刻まれる「聖地」

日本のサッカーシーンを語る上で絶対に欠かせない存在、それが「国立競技場」です。
数々の名勝負や、涙と歓喜に包まれた感動的なシーンを生み出してきたこの場所で、長年応援しているサッカーファンにとっては、やはり特別な思い入れがあるスタジアムではないでしょうか。
現在の国立競技場は「二代目」なんです。2020東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場として使用するために、新しく建て替えられました。
1964年の東京オリンピックのメイン会場として誕生
陸上競技はもちろん、サッカーではJリーグのビッグマッチや日本代表戦の舞台として使用され、ファンの記憶に残る数々の伝説的な名試合がここで生まれました。
柚木さん1993年のJリーグ開幕戦が行われたのも国立競技場です。
初代の熱気を引き継ぐように同じ跡地に建設され、2019年11月に完成しました。
日本の伝統建築と自然との調和を意識したデザインが大きな特徴です。
現在の国立競技場 3つの特徴


新しい国立競技場は、ただ規模が大きいだけでなく、観客が快適に楽しめる工夫が随所に散りばめられています。
- 国内最大級!約68,000人を収容するスケール
収容人数は約68,000人を誇り、Jリーグが開催されるスタジアムの中でもトップクラスの大規模スタジアムです。 - どこからでも見やすい「3階層式スタンド」
これだけ巨大な競技場でありながら、スタンド席は3階層式に設計されており、「どの席からでも比較的ピッチが見やすい」のが嬉しいポイント。初めての観戦でも、試合の展開をしっかりと追うことができます。 - 秘密は「森の木漏れ日」!カラフルな座席
スタジアムに入ってパッと目を引くのが、白、黄緑、グレー、深緑、濃茶の5色に彩られた客席です。
モザイク状に配置されたこの色は、コンセプトである「森の木漏れ日」を表現していると同時に、実は「空席が目立たないようにする視覚的な工夫」でもあるそうです。
スタジアムのアクセス方法


国立競技場は、全国のJリーグスタジアムの中でも「トップクラスにアクセスのいいスタジアム」といえます。
なんといっても最寄り駅が4つもあること!
アクセスの選択幅が非常に広く、ご自身の出発地に合わせて柔軟にルートを選べます。新幹線の停まる東京駅からは電車で約15分と、比較的短時間であっという間に到着します。



新宿駅や渋谷駅といったターミナル駅から徒歩で向かうことも可能です。
ただ、初めて行く場合やアウェイ遠征の際は、「選択肢が多すぎて、結局どのルートを選べばいいの?」と迷ってしまうかもしれませんよね?
そこで、ここからはそれぞれのアクセス方法について徹底解説!
各ルートの特徴や、混雑を避けるための注意点などをわかりやすくお伝えしていきます。
電車でアクセス
国立競技場の最寄り駅は、大きく分けて以下の4つです。
▼ 主要最寄り駅比較表
| 駅名 | 路線 | スタジアムまで |
|---|---|---|
| 国立競技場駅 | 都営大江戸線 | 徒歩約1分 |
| 千駄ヶ谷駅 | JR総武線 | 徒歩約6分 |
| 信濃町駅 | JR総武線 | 徒歩約7分 |
| 外苑前駅 | 東京メトロ銀座線 | 徒歩約16分 |
それぞれの駅のメリット・デメリットや、遠征で訪れるアウェイサポーター向けのポイントを詳しく解説していきます。
JR「千駄ケ谷駅」「信濃町駅」から向かう場合


スタジアムの最寄り駅として、最も利用者が多い王道の駅です。
千駄ケ谷駅からは徒歩約6分、信濃町駅からは徒歩約7分で到着します。
- メリット
都内各所からのアクセスが良好!特に新宿駅からの乗り換えがスムーズでおすすめです。 - デメリット
試合当日は非常に混雑します。特に試合終了後は駅に入場規制がかかることも。
▼ 千駄ヶ谷駅からのルート
都営大江戸線「国立競技場駅」から向かう場合


駅名の通り、スタジアムの目の前に位置する最も近い駅です。
「A2出口」を出てすぐ(徒歩約1分)の場所にあります。
- メリット
とにかくスタジアムに近いのが最大の魅力!雨の日でも濡れる距離が短く、快適に移動できます。 - デメリット
大江戸線は地下深くにホームがあるため、地上に出るまで少し時間がかかります。
また、JR線に比べると乗り入れ路線が少ないため、乗り換えが必要になるケースが多いです。
試合前後は大変混雑します。
▼ 国立競技場駅からのルート
東京メトロ銀座線「外苑前駅」から向かう場合


スタジアムまでは徒歩約16分
神宮球場や秩父宮ラグビー場も近い、スポーツの熱気あふれるエリアです。
- メリット
銀座線は渋谷や表参道、銀座、上野など主要エリアを結んでいるため、東京観光と組み合わせやすいのが嬉しいポイント。他の駅に比べると、試合当日の混雑が若干緩和される傾向があります。 - デメリット
JRや都営大江戸線の駅に比べると、スタジアムまでの距離が少し長めです。
▼ 外苑前駅からのルート
混雑回避!知っておきたい裏ルート


その他にも、東京メトロ半蔵門線・副都心線、都営大江戸線の「青山一丁目駅」や、東京メトロ副都心線「北参道駅」も最寄り駅として利用できます。



お住いの最寄り駅や、試合前の用事に合わせて選んでみてください。
スタジアムから近い駅は便利な反面、試合前後は「大変混雑」します。特に試合終了後は、入場規制がかかる場合も少なくありません。
少し歩いて混雑を回避するなら、以下の駅を目指すという選択肢もあります。
- 北参道駅(徒歩約15分)
- 代々木駅(徒歩約19分)
- 新宿駅(徒歩約26分)
歩きながら試合の余韻に浸るのも、サッカー観戦の醍醐味のひとつではないでしょうか。
ご自身の体力や予定に合わせて、乗換案内サービスなどで詳しい経路を確認しておくことをおすすめします!
自家用車でアクセス
国立競技場には、基本的に一般客向けの駐車場は用意されていません。
そのため、自家用車でアクセスする場合は、周辺のコインパーキング等を利用する必要があります。
しかし、ここは都心のど真ん中。周辺のコインパーキングは土地柄どうしても利用料金が高めの傾向があり、場所によっては「最大料金の設定がなく、駐車代が1万円を超えてしまった...」なんていうケースに遭遇してしまうかもしれません。
せっかくの楽しいスタジアム観戦なのに、チケット代よりも高い駐車料金を払うリスクを考えると、基本的には電車など公共交通機関でのアクセスがおすすめといえそうです。
徒歩5分で1600円!おすすめの「明治神宮外苑絵画館駐車場」


国立競技場から徒歩約5分という抜群の近さにありながら、なんと1日の料金が1600円(※時間制限や例外あり)と、都心とは思えないほどリーズナブルに駐車できる可能性があります。
※金額は2026年2月現在の情報です。
とても便利でおすすめの駐車場ですが、利用する際には1つ大きな注意点があります。
それは、神宮外苑のイベント開催状況によっては「終日利用不可」になる場合があるということです。



私も以前利用しようとした際、外苑周辺で自転車競技が開催されていた影響で、一日中駐車できなかった経験があります。
ご利用を検討される際は、必ずお出かけ前に当日の利用状況やイベント情報を確認しておくことをおすすめします。
周辺の駐車場をもっと知りたい方へ


万が一満車だった場合や、他の選択肢も知っておきたい方に向けて、周辺のおすすめコインパーキングを別記事にまとめています。
車でのアクセスを予定されている方は、ぜひこちらも参考にしてみてください!
▼ 周辺のおすすめコインパーキングについて


イベント(主にサッカー)開催時の様子


試合当日は、キックオフの何時間も前から多くのサポーターが集まり、スタジアム周辺はまるでお祭りのような賑わいを見せます。
ここでは、Jリーグ開催時の熱気あふれるスタジアム内外の様子を少しだけお届けします!
主催するクラブによってイベントの規模や内容は変わるかもしれませんが、今回は「東京ヴェルディ」のホームゲームを例にご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
グッズ販売エリア


応援に欠かせないグッズの販売は、主にメインスタンド側のスタジアム前広場で行われていることが多いようです。
メインエリアだけでなく、スタジアム内のコンコース(通路)や、アウェイチームの入場ゲート付近に特設ブースが出店されることもあるそうです。
大充実の「スタグル」


試合と同じくらい楽しみにしている方も多いのが、スタジアムグルメ、通称「スタグル」ですよね!
どこで買えるの?
- 場外エリア
スタジアム外周の広場に、ズラリとキッチンカーが並ぶフードエリアが登場することが多いです。
「東京体育館」前の広場を中心とし、規模が大きい試合だと少し足を延ばして「明治神宮外苑」の広場までエリアが拡大されることもあります。 - コンコース(場内)
スタジアムに入った後の各階層の通路(コンコース)沿いにも、常設・仮設の売店が多数出店しています。
どれくらいのお店が出るの?
試合の規模感によっても異なりますが、数十店舗ものお店が集結するのが一般的です。
東京ヴェルディのホームゲームでは、場外エリアだけでも約30店舗が出店しています(土日開催のホームゲーム)
スタジアム周辺の雰囲気(北側・南側)
タジアムの周りをぐるりと歩いてみるだけでも、いろいろな発見があります。


主にホームチームのゴール裏として使われる北側の広場です。
都営大江戸線「国立競技場駅」のA2出口を出てすぐの場所にあたります。




試合ごとの特別な装飾が施されることも多く、普段とは違う非日常感が体験できます。


一方、主にアウェイサポーターのゴール裏として使われる南側の広場です。
最大の特徴は、「国立競技場」と刻まれた大きなモニュメントがあること!
絶好の記念撮影スポットになっているので、スタジアム観戦の思い出にここで1枚写真を撮ってみるのもおすすめです。
各スタンド席からの見え方と特徴
いざチケットを取ろうと思ったとき、「どの席からどんな風に見えるんだろう?」と気になりますよね。
国立競技場は3階層式のスタンドになっています。ここでは、それぞれのエリアからの見え方や特徴をご紹介します。座席選びの参考にしてみてください.
1層目:北スタンド(バックスタンド寄り後方)からの様子


まずはピッチに近い1層目、北スタンドのバックスタンド寄り後方からの眺めです。
スタンドの傾斜は比較的少なく、なだらかな造りになっています。
上層階の2層・3層と比べると座席の前後左右の間隔に少しゆとりがあるため、出入りもしやすく、比較的ゆったりと観戦しやすい環境と言えるかもしれません。
2層目:南スタンドからの様子


続いて、少し階段を上がった南スタンド2層目からの様子です。
2層目は1層目よりも高さと適度な角度がつくため、ピッチの奥まで見渡しやすくなっているのが特徴です。
ちなみに南スタンド側の注意点として、スタンドの中央に大きな入場ゲートが設けられている関係で、1層目の座席エリアが左右に分かれています。
3層目:バックスタンド(中央)からの様子


最上階となる3層目、バックスタンド中央からの眺めです。
かなり高さはありますが、その分ピッチ全体を俯瞰(ふかん)して見ることができるため、選手のフォーメーションや動きがとても分かりやすいです。
「試合全体の流れや戦術をじっくり楽しみたい!」という方には、特におすすめな席です。
【要注意】2層・3層目の座席間隔について
どの席からも試合が見やすい国立競技場ですが、1つだけ気をつけておきたいポイントがあります。
2層目と3層目のエリアは、1層目に比べると座席の前後の間隔が少し狭い造りになっています。
試合中に他のお客さんが座っている状態で目の前を通って移動するのは、少し困難な場合があります。
そのため、お手洗いやスタジアムグルメの買い出しなどは、キックオフ前やハーフタイムの間に余裕を持って済ませておくことをおすすめします!
記事のまとめ
今回は、「国立競技場(MUFGスタジアム)」について、アウェイサポーターや初めての方向けに詳しく解説してきました。
最後に、今回のポイントを振り返っておきましょう。
- 多彩なドラマが生まれるサッカーの「聖地」
Jリーグの熱戦はもちろん、タイトルを懸けたカップ戦や日本代表戦、そして冬の風物詩である高校サッカーなど、年間を通して様々な熱い試合が行われています。 - 都心のど真ん中!抜群の「アクセスのしやすさ」
複数の路線が使えて最寄り駅も多く、都心の中心にあるため、どこからでも非常にアクセスしやすいスタジアムと言えるでしょう。 - 大規模だからこそ「混雑への備え」を
国内最大規模の収容人数を誇るため、イベント前後は駅や周辺の大混雑が予想されます。当日は時間に余裕を持った行動や、少し離れた駅への迂回なども検討してみるのがおすすめです。
スタジアムへの行き方や、試合当日の様子はイメージできましたか?
この記事が、移動の不安を解消し、快適にサッカー観戦を楽しむための準備の一助になれば幸いです。



試合もイベントも思い切り楽しんできてください!


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